蓄膿が楽になる方法があったら…と思ったことはありませんか?少しでも症状が緩和されれば嬉しいですよね。特に症状が重くなるのが朝なら、寝方を気をつけてみましょう!
蓄膿症が治るのには時間がかかります。症状がどれくらい進行にしているかにもよりますが、半年から1年くらいは治療を続けなければならないと言われていますね。
ですが治療を始めたからといって症状がキレイサッパリなくなるわけではありません。症状がキレイサッパリなくなるのは蓄膿症が治った時です。
だからこそ、治るまでの日々を少しでも快適にするため、楽になる方法や楽になる寝方を実践していきましょう!
蓄膿症が楽になる方法がある?朝の症状が軽減される寝方って?
蓄膿症が一番つらくなる時間帯と言えば朝。朝の蓄膿症が楽になる方法を探しているなら“寝方”を工夫してみるのが良いでしょう。
みなさんは寝方に気を配っていますか?もしも今まで通りの寝方をしているなら、これからご紹介する“楽になる方法”を試してみて下さい。蓄膿症の人にとって憂欝な朝の症状が緩和されてきますよ。
参考:蓄膿症を自然治癒で治す方法はあるの?正しい知識を身につけよう!
蓄膿症の人にオススメの寝方は「横向き」だと言われています。顔面痛も良くなりますし、なにより寝ている最中に喉の方へ鼻水が流れにくくなるんです。ですので蓄膿症の人は仰向けではなく、できるだけ横向きで寝るようにしてみて下さい。
「加湿」も寝方に関わってきますよ。
夜はどうしても部屋が乾燥してしまいがちですし、蓄膿症の人は無意識のうちに口呼吸をしてしまうため喉が夜のうちに乾いていくんです。加湿器を使って部屋を加湿しておけば喉の乾燥を少し防げるんですね。
「枕」も重要です。
蓄膿症の人は“呼吸をしやすくするため”、やや高めの枕が良いんです。使っている枕が低いなら高めの枕を買って使ってみて下さい。
こうして寝方を工夫していけば、蓄膿症の朝の症状が少しずつ楽になっていくでしょう。
蓄膿症が楽になる方法はいろいろありますがどれも難しいものではありません。実践してみる価値はありますね。
蓄膿症がちょっとでも楽になる方法って寝方以外にもある?
蓄膿症を少しでも楽になる方法を探しているなら寝方以外にも気を配ってみましょう。
まずは「鼻うがい」、これは蓄膿症の定番ですね。
初期の蓄膿症なら鼻うがいで治る可能性もある、と言われているほど効果的なんです。鼻の通りが良くなってスッキリするので、オススメの楽になる方法なのですが、鼻うがいにどうしても抵抗がある人もいらっしゃると思います。
そこで、先ほどもお話した「加湿」です。
乾燥すると粘膜が炎症を起こしやすくなりますし、さらに鼻水や痰の水分が失われていくので出にくくなるんですよ。蓄膿症でもっともつらいのが、なかなか出てこない鼻水と痰です。
部屋を日頃から加湿することで粘膜が潤っていくので、鼻水や痰が出やすくなるんですね。鼻水や痰を出しやすくする、これも蓄膿症が楽になる方法の1つです。睡眠中の加湿だけでは物足りない!と感じたら試してみて下さい。
また、「冷やす」のも良いと言われています。
蓄膿症の人はあちこちに炎症を持っているので、冷やしてあげることで炎症を鎮められるんですよ。鼻のあたりを冷たいタオルで押さえてみると、気持ち良くなってくるはずです。
蓄膿症を悪くしてしまうものって?
蓄膿症が楽になる方法を実践して、寝方も工夫してるのになかなか良くならない…。そういう人は別のところで蓄膿症を悪くさせているのかもしれません。
例えばアルコール。
もしかしたら寝る前にアルコールを飲んでいるのではないでしょうか?蓄膿症の人にアルコールって、実は良くないんですよ。
血行が良くなるので炎症が悪化し、蓄膿症の症状がひどくなるんです。アルコールは蓄膿症を楽になる方法どころか悪くする方法なんですね。もし寝る前に飲んでいるなら、蓄膿症が治るまで晩酌は控えておくようにしましょう。寝る前にアルコールを飲まないようにする、これも寝方の工夫、ですよ。
それから炭酸飲料やカフェインも蓄膿症には良くありません。炭酸飲料は炭酸が喉を刺激して炎症を悪化させてしまいますし、コーヒーや紅茶のカフェインも刺激が強いので良くないんです。
まとめ
蓄膿症が楽になる方法ってどれも簡単なんですね。寝方を工夫すれば朝の鼻水や痰が少し緩和されていつもより楽になるでしょう。
あとは蓄膿症に良くないと言われているアルコールや炭酸飲料などを控えれば、日々の生活が落ち着いてくるはずです。
ただし、症状が良くなったからと言って通院をやめてしまうのはNGです。
症状が良くなっても治ったわけではありませんから、蓄膿症の治療は続けていって下さいね。特に蓄膿症は再発しやすい病気ですからしっかり治す必要があるんですよ。