蓄膿症は脳にも影響を与えると言われています。それは恐ろしいもので、なんと死亡例もあるほどなんです。なぜそんなことが起きて、どうすれば防げるのでしょうか。

 

蓄膿症は「鼻水がたくさん出て鼻づまりがひどくなるだけの病気」だと思っていませんか?確かに主な症状は鼻水と鼻づまりなのですが、蓄膿症は鼻だけではなくいろいろなところに影響を及ぼすんですよ。

 

鼻以外ですと目や頬、そして脳。蓄膿症にかかってしまった人が「頬が痛い!」とか「目が痛い!」と訴えるのを聞いたことはありませんか?鼻水や鼻づまりが起きたり、頬や目が痛くなったりするのは、体の中で炎症や膿が悪さをしているからなんです。では詳しく解説していきますね。

 

 

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蓄膿症は脳にどんな影響を与えるの?

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蓄膿症は副鼻腔に炎症が起きて膿が溜まっていく病気。炎症と膿が広がっていくと、脳にも影響を及ぼすようになります。

 

まず、副鼻腔というのはいろいろなところに繋がっているんですね。副鼻腔は頭蓋骨の中にあります。
こちらはある耳鼻咽喉科のウェブサイトです。副鼻腔がどのような形になっているのかを図で解説してくれていますね。前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形骨洞、副鼻腔がこの4つから成り立っているのがよくわかるでしょう。

 

図を見れば、副鼻腔がどれだけ顔の大半を占めているのかもわかってきます。いろいろなところに繋がっているため、副鼻腔で炎症が起き膿が溜まっていくとあちこちに飛んでしまうんですよ。

 

蓄膿症が脳にも影響を与えると言われているのは、副鼻腔に起きた炎症や溜まった膿が、あちこちに繋がっている道を通って脳まで到達してしまうからなんです。脳まで到達すると頭がひどく痛くなったり高い熱が出たりもしますね。

 

参考:蓄膿症の治療を助ける!症状に効くお茶とは?

 

それでも治療しないまま放置していると、最悪の場合は死に至ります。実際に死亡例も確認されているので“絶対にあり得ない話”ではないんですね。

 

脳への影響を防ぐためにはどうすれば良いの?

蓄膿症が脳に与える影響は恐ろしいものです。防ぐためにはやはり“蓄膿症にならないこと”と、“なってしまったら早めに治療する”しか方法はありません。

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蓄膿症は初期、もしくは急性なら自然治癒すると言われていますが、あまり自然治癒に頼りすぎるのも良くないんですよ。気づかないうちに悪化している可能性がありますし、悪くなっていくと治すのが余計大変になってしまいます。

 

「蓄膿症かも?」と思ったら、できるだけ早く病院で検査を受けて蓄膿症かどうかをハッキリさせた方が良いでしょう。

 

脳への影響を防ぎたいなら処方された薬をしっかり飲んで、忘れずに通院をすること。本当は2~3日に1回の通院が望ましいのですが、忙しい人は1週間に1回の通院で治療を続けています。

 

蓄膿症が脳に影響して死亡した例には「病院で蓄膿症が進行していることがわからずに適切な治療が受けられなかった」というものがあるんですね。この場合はどうすれば良いのかと言いますと、セカンドオピニオンです。

 

セカンドオピニオンと言われると難しく感じるかもしれませんが、簡単に言えばあちこちの病院に行っていろんな先生の診断を受けてみよう!ということなんですね。病院によって設備は違ってきますし、先生によって着眼点が変わってくることもあります。

 

参考:蓄膿症を楽にする為に寝るときと寝起きにしておきたいこと!

 

そうすると見つけにくかった“なにか”を見つけられる確率がグンと高くなるんですよ。

 

蓄膿症が脳にも影響を与えている時の症状って?

蓄膿症が脳にも影響を与えるほど悪くなっていたらどんな症状が起きるのでしょうか?

 

脳にまで炎症や膿が到達していると、先ほどもお話したように頭がひどく痛くなってくるんですね。蓄膿症の影響で痛いのか、それとも原因が他にあるのかはちゃんと検査を受けなければ判断できません。蓄膿症が脳に影響を与えているのが理由で頭痛が起きているのなら、“前頭部”が最初に痛み始めます。

 

頭痛の次は発熱です。どのくらいの熱が出るのかは蓄膿症の進行度にもよりますが、39度の熱が出てもおかしくはありませんね。39度の熱が出てるとなると、蓄膿症の炎症や膿がかなり脳にまで進んでいると考えられます。

 

さらにひどくなっていくと嘔吐したり下肢が痺れてくるという実例もありますから、蓄膿症だからといって侮るのはいけません。

 

まとめ

蓄膿症はとても恐ろしい病気なんですね。ここまで脳に影響があるということ、知らない人の方が多いでしょう。

 

もし蓄膿症が治らずひどくなっていっている自覚があるなら総合病院にかかるというのも1つの手です。総合病院は設備が整っていてあらゆる種類の検査を受けられますし、必要な科に回してもらえるので耳鼻咽喉科や耳鼻科では気づきにくいものが発見できる可能性もあります。

 

蓄膿症が脳に影響し始める前に、治してしまいましょう!

 

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