蓄膿症の嫌な症状“痛み”。頭、目、頬、歯が痛くなってくると本当につらいものです。痛みが強く出ている時に効果のある改善法をご紹介していきましょう!
蓄膿症による痛みはある程度なら改善できるんですよ。
しかし蓄膿症がすごく悪化していたりすると、改善法では対処しきれない場合もあるので要注意です。
蓄膿症の痛みが強い時に使える改善法って?
蓄膿症の痛みが強い時は、やはり薬による改善法がベスト。薬だとバッチリ効果が出てくるのでかなり楽になりますね。蓄膿症の痛みを改善させるのに最適な薬は解熱鎮痛剤です。
解熱鎮痛剤というのは有名なところで言うとロキソニンでしょうか。ただし、薬を飲んでも蓄膿症の痛みが楽になるだけで治るわけではありません。薬で誤魔化しながら放置しておくと蓄膿症が悪化していく可能性もあるんですよ。薬を飲んで痛みを改善する時は“本当に痛くてどうしようもない時”だけにしましょう!
他には蓄膿症の症状を良くする定番の方法「鼻うがい」があります。鼻うがいをするとスーっとするので頭や頬の痛みが楽になってくるんです。蓄膿症を改善したいのであれば鼻うがいのやり方をぜひ覚えてみて下さいね。
鼻うがいは花粉症などのアレルギー性鼻炎や風邪予防にも効果的なので、今、鼻うがいに注目する人が増えているんですよ。
蓄膿症の痛みが強いところを冷やして改善していく方法もあります。痛みが強い=炎症がひどくなっているということですから、冷やして炎症を鎮めると痛みが引いていくんですね。
参考:蓄膿症の時に鼻の膿を洗浄する場合の痛みを減らす方法は?
さらに蓄膿症の症状や痛みの改善に期待されているのが“お茶”です。お茶と言ってもただのお茶ではなく「なたまめ茶」と呼ばれているお茶が良いと言われているんですよ。お茶が嫌いではないならぜひ飲んでみてはいかがでしょうか?
痛みの改善法、ツボ押しも効果アリ?
蓄膿症の痛みを改善するにはツボ押しもオススメできます。ツボ押しは一時的なものではありますが、外出先でも会社でも学校でも使える改善法なので覚えておくと便利なんですよ。
- 合谷
出典:http://mery.jp/174912
合谷とは人差し指と親指の付け根の間にあるツボのこと。人差し指と親指の合流地点とも言われていて、万能ツボなんて呼び方もされているんですよ。それはというのも合谷は蓄膿症の痛みだけではなくいろいろなものの改善に有効だからなんです。
頭の痛みからはじまり、肩こりや風邪や下痢やめまいなどにも効果を期待できます。押しやすい場所ですし、左手でも右手でもOKなのでまずは試してみて下さいね。
- 太陽
出典:http://goo.gl/T4dzN6
こめかみにあるツボで、両側を同時に押すことで効果を発揮してくれます。このツボを押して改善できるのは頭痛と顔面痛ですね。頭痛と顔面痛は蓄膿症の代表的な“痛みの症状”なので、役立ってくれるでしょう。
- 風池
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頭痛を良くしてくれるツボで、後頭部にあるのですが、見つけるのがちょっと難しいかもしれません。耳の後ろを触ってみるとでっぱりがありますよね。そのでっぱりを通り越して下に行くとへこんでいる部分が見つかると思います。
このツボこそが風池で、頭痛はもちろん肩こりにも良いんですよ。蓄膿症の痛みが強くてつらいなら、ツボによる改善法を試してみましょう!
痛みがひどい時にやめておいた方が良いことは?
蓄膿症の痛みを改善することも大事ですが、蓄膿症の痛みをひどくさせないことも必要です。蓄膿症の痛みがひどくなる原因に“アルコール”があるのですが、みなさん知っていますか?
アルコールを飲むと血行が良くなって腫れや炎症がひどくなるので蓄膿症が悪くなってしまいます。血行が良くなるのは体にとって良いことなのですが、蓄膿症に限ってはそうではないんですね。頻繁にアルコールを飲んでいるなら、しばらく控えてみて下さい。それだけで日々の蓄膿症の痛みが改善される可能性もありますよ。
血行が良くなることと言えば入浴もそうですね。重度の蓄膿症でなければお風呂に入っても問題ないのですが、長湯をしたり熱いお湯で体を洗ったりすると、やはり症状がひどくなって痛みがさらに増していくことが考えられます。
「長湯」や「熱いお湯」に思い当たる節があるならお風呂は短めに済ませて、お湯も寒くない程度にぬるくしてみて下さい。蓄膿症の症状が改善されて痛みが楽になりますよ。
まとめ
蓄膿症の痛みを改善する方法はいろいろとあるんですね。ですが、痛みが改善されたからといって蓄膿症が治ったわけではありません。根本的な原因を取り除かないと痛みはいつまで経っても続きますし、蓄膿症も悪化していってしまうでしょう。
蓄膿症をしっかり治すには耳鼻咽喉科や耳鼻科で診察を受けてしっかり治療をしていくこと!
病院に通うのは面倒…と思うかもしれませんが、蓄膿症が治って痛みがなくなるならそれが一番ですよね。