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蓄膿症の主な原因は風邪ですが、実は虫歯からでも発症するんですよ。病院が面倒、治療が面倒、と言って虫歯を放置しているなら要注意!もっとひどいことになるかもしれません。

 

蓄膿症の人は意外に多いと言われていますが、全員が風邪やアレルギー性鼻炎からなっているわけではないんですね。蓄膿症にかかった原因が虫歯からという人も結構いらっしゃるんです。

 

耳鼻科もしくは耳鼻咽喉科で蓄膿症がわかった時、お医者さんに「虫歯にならなかった?」と聞かれた人もいるほどなんですよ。

 

虫歯を放置すると症状が悪化するのはもちろん、合併症が起こることもあるから怖いんです。ではまず、虫歯からどのようにして蓄膿症になるのかを見ていきましょう。

 

 

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蓄膿症の原因は虫歯からってどういうこと?どう影響しているの?

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蓄膿症は副鼻腔に炎症が起きて膿が溜まる病気ですよね。なので鼻に炎症が起きる風邪やアレルギー性鼻炎が蓄膿症の主な原因と言われているんです。
ですが、虫歯からでも副鼻腔に炎症が起きるんですよ。

 

「まだ行かなくて平気」と虫歯を放置していると、あっという間に蓄膿症になる可能性もあります。

 

ただ、蓄膿症の原因となる虫歯にはちょっとした条件があるんです。どの位置の虫歯からでも蓄膿症になるのではなく、蓄膿症の原因となるのは“上顎の奥歯の虫歯から”なんです。上顎の奥歯は副鼻腔と接しているから、なんですね。

 

上顎の奥歯が虫歯になりますと、虫歯の細菌が接している副鼻腔の方にまで入り込んでしまうんです。そうすると入り込んできた細菌のせいで副鼻腔に炎症が起きて膿が溜まっていき、蓄膿症になるんですよ。

 

ですので、正しくは“蓄膿症の原因は上顎の奥歯の虫歯から”なんです。上顎の奥歯が虫歯になったら放置せず、早めに治療するようにしましょう。

 

確かに病院、特に歯医者には良い思い出がないものですが、治療する場所が増えれば増えるほど手間も時間もお金もかかって、嫌な思い出が増えていってしまいます。

 

放置するとどうなる?もっとひどいことになるって本当?

蓄膿症の原因はさまざまですが、虫歯の場合は、上顎の奥歯の虫歯から蓄膿症になります。ですが、上顎の奥歯が虫歯になったからといってすぐに副鼻腔まで細菌が入り込んだりはしないんですよ。

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上顎の奥歯の虫歯を放置していると症状が進み、副鼻腔にまで細菌が入り込んで蓄膿症になるんですね。

 

蓄膿症の症状が出てもなお、虫歯を放置していると、もっとひどいことになってしまいます。

 

当たり前のことではありますが、蓄膿症も虫歯も治らないどころかどんどん悪化していきますよね。そして蓄膿症や虫歯が別の病気を引き起こす可能性も高くなってくるんです。

 

まずは蓄膿症の合併症についてお話していきましょう。

 

蓄膿症は中耳炎や外耳炎を引き起こす場合もあるんですよ。中耳炎は中耳に炎症が起きる病気で、耳が痛くなったり耳から膿が出てきたりもするんです。

 

外耳炎は中耳ではなく外耳に炎症が起きます。耳は「外耳」「中耳」「内耳」と、大きく3つに分かれているんですね。ちなみに内耳に炎症が起きると“内耳炎”になるんですよ。

 

では、虫歯を放置するとどうなるのでしょうか。

 

痛いのを我慢し続けて虫歯を放置すると、なんと歯が溶けて原型がなくなってしまうんです。それでもさらに虫歯を放置した場合、今度は細菌が顎の骨にまで到達するんですね。すると細菌は歯どころか顎の骨まで溶かし始めるんです。

 

ここまで来ると手術が必要になってしまいますし、最悪、虫歯から死に至ることもあるんですよ。蓄膿症の原因は虫歯からと言いますが、長く放置していると蓄膿症や虫歯の合併症が起きてもっと大変なことになるんです。

 

虫歯にならないためには?何に気をつければ良いの?

蓄膿症の原因が虫歯からなら、虫歯を予防すれば蓄膿症も予防できますよね。放置しないで早く治すことも大切ですが虫歯にならないよう予防することも大切なんです。

 

虫歯を予防するためには正しい歯磨きをすること!

 

まず、歯磨きをするタイミングですが、「食事をしたあと」が理想的です。そのためできる環境なら1日に3回の歯磨きが理想です。最低でも当然ですが、朝と夜の2回です。

 

そして歯を磨く時は1本1本を丁寧に磨いていきましょう。

 

歯ブラシの毛先が広がってしまうと毛先が歯に上手く当たらなくなってくるので、軽めの力で小刻みに動かして磨くのが良いと言われています。力を入れ過ぎると歯ブラシの毛先が開くだけでなく、歯のエナメル質まで削り落としてしまうので要注意です。

 

デンタルフロスを使うと歯垢が落ちやすくなるので、効果的な虫歯予防ができますよ。

 

まとめ

蓄膿症の原因が虫歯からというのは本当だったんですね。甘く見てしまいがちな虫歯ですが、放置していると怖いことが起こるんです。

 

蓄膿症になったり別の病気が発症する前に、しっかり治しておきましょう。

 

あとは正しく丁寧に歯磨きをして虫歯を予防すること。虫歯にならなければ、虫歯から蓄膿症になる心配をしなくて済むというものです。

 

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