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蓄膿症の症状って鼻水や鼻づまりだけではないんです。痰がからむような咳が出たり、熱が出たりすることもあるんですよ。だから風邪と間違えてしまう人が多いんですね。

 

でも、蓄膿症と風邪とでは治療法が違ってきます。

 

蓄膿症と風邪を勘違いしないようにするためにも、症状についてしっかり知っておきましょう。蓄膿症にはあまり知られていない症状も結構あるので、症状についての知識を身に着けておけばセルフチェックに役立ちますよ。

 

自分で「あれ?なんだかおかしいな?」と気づけたら心強いですよね。

 

 

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蓄膿症の症状ってどれくらいあるの?

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まずは蓄膿症の代表的な症状についてご紹介していきます。咳や熱の他にもこういった症状が出ているなら蓄膿症の可能性が高いと考えられます。

 

よく知られている症状と言えば「鼻水」「鼻づまり」

 

蓄膿症の鼻水は黄色くてネバネバしていて、風邪をひいた時に出る鼻水そっくりなんです。ただ、蓄膿症の人の鼻水は生臭いにおいがすることもありますから、鼻をかんだティッシュを捨てる前に、一度においを確認すると参考になるかと思います。

 

鼻水のにおいを嗅ぐのにはなかなか抵抗がありますが、セルフチェックには最適なんですよ。

 

「頭痛」と「頭重」も蓄膿症の症状です。頭重感があると頭がボーっとして集中力が低下するので、仕事や勉強がつらくなってくるんですね。ここに咳と熱が加わったら、もはや仕事や勉強どころではなくなってしまうでしょう。

 

他には「口臭」「喉の痛み」などもあります。蓄膿症の症状ってこんなにも多かったんですね。

 

しかも、恐ろしいことに歯の周りや目が痛くなることもあるんです。副鼻腔にいっぱい膿が溜まってしまうと、膿がいろんな場所を圧迫します。そうすると圧迫された歯や目まで痛くなってくるんですよ。

 

私たち人間も、誰かに思いきり押されたら痛みを感じますよね。蓄膿症の具合によっては炎症の影響で歯や目が痛くなることもあるんです。

 

なぜ咳や熱が出るの?理由はなんなの?

どうして蓄膿症の症状で咳や熱が出るのでしょうか?

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まずは咳の方ですが、先ほどもお話した通り蓄膿症の鼻水ってものすごくネバネバしているんです。蓄膿症が悪化していくと、鼻水のネバネバもひどくなっていって、それが喉の方に流れてしまうんですね。この鼻水が喉の方に流れていく症状を「後鼻漏」と呼ぶのですが、どこかで聞いたことはないでしょうか?

 

そうして喉の方に鼻水が流れていくと喉が鼻水に刺激され、咳が出る…という仕組みなんです。体は喉に溜まった鼻水を出そうとしますので痰がからんだ咳が出てくることも珍しくありませんし、喉も痛くなってくるんですよ。

 

寝ている最中は喉に鼻水が溜まりやすくなるため、起きたばかりだと痰のからんだ咳が多く出るかもしれません。

 

蓄膿症が進んでいくとこんなに厄介な症状が出るんですね。

 

それから熱について。

 

蓄膿症が悪化して出てくる症状には熱も含まれているんです。副鼻腔に炎症が起きて膿が溜まる病気が“蓄膿症”ですよね。この炎症がひどくなると熱が出るんですよ。

蓄膿症の悪化を防ぐためにはどうすれば良いの?早期発見するためには?

蓄膿症を悪化させないためには早期発見が大切。

 

「鼻水」「鼻づまり」「頭痛」「頭重」「咳」「熱」…これらの症状を並べると風邪にそっくりですよね。そのため、風邪薬を飲んで症状を緩和させてそのままにしてしまう人が多いんです。

 

そうすると治療しないまま蓄膿症を放置することになってしまいますので、蓄膿症はどんどん進んで初めよりいろんな症状が出てきます。咳も治らないままですし、一度下がった熱も次に出る時は前より高い熱になるかもしれません。

 

そして早期発見するにはどうすれば良いのか?と言いますと…。

 

蓄膿症の場合、内科では発見できないことがあります。

 

みなさんは風邪をひいたらおそらく内科に行くと思いますが、おかしいと感じたら耳鼻咽喉科、もしくは耳鼻科に行ってみて下さい。いつまでも風邪のような症状が続いている人、鼻水や口から少しでもにおいを感じる人は風邪ではなく蓄膿症の疑いがありますね。

 

蓄膿症に似た症状が出ているなら、耳鼻咽喉科か耳鼻科を受診してみましょう。

 

まとめ

蓄膿症の症状は、重くなればなるほど増えていきます。早い段階でしっかり治療しておけば咳や熱で苦しむことはありません。

 

さらに蓄膿症が悪化していくと他の病気を合併する可能性も出てきます。「ただ鼻炎症状がひどいだけだし…」と言って放置するのは危ないんですよ。中耳炎や外耳炎、これも蓄膿症と合併して起こる恐れがある病気なんですね。

 

咳や熱の他には「鼻が痛くなる」「食事の味を感じられなくなる」といった症状が出てくる場合もあります。気づかないうちに蓄膿症を発症しているケースも珍しくありませんから「自分は大丈夫!」と考えず、異常を感じたらしっかり検査をすることが大切です。

 

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