アレルギー性鼻炎に漢方が効果的だと話題になっていますね。漢方での治療が始まったという声もちらほら見かけます。もし漢方が市販されていたら便利だと思いませんか?
仕事で忙しかったりするとなかなか病院には行かれないでしょう。花粉症の時期になると病院は混雑するため時間がかかりますし、また花粉が飛び始める1月下旬からは風邪やノロウイルスやインフルエンザの患者さんも多くいらっしゃいます。
そんな中で病院に行ってうつったら大変だ!と考えると行くのを躊躇してしまうのも無理はありません。季節性ではなく通年性のアレルギー性鼻炎で悩んでいる人は1年中通院を続けなければいけませんから、こちらも結構な負担になりますよね。
今回はアレルギー性鼻炎に効果のある漢方と、それらが市販で購入できるのかどうかについてを調べてみました。
アレルギー性鼻炎に漢方が効果的って本当?どんな作用があるの?
アレルギー性鼻炎に効果のある漢方はどんな作用があるのでしょうか。花粉症の患者さんによく処方されるのが「ショウセイリュウトウ」です。ショウセイリュウトウには体を温める力があるんですね。
【第2類医薬品】《クラシエ》漢方小青龍湯(ショウセイリュウトウ)エキス錠 180錠
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アレルギー性鼻炎と体が温まるのといったいどんな関係があるのかと言いますと、体が冷えていると鼻水やクシャミが出ると考えられているからなんです。体が冷えていて鼻水やクシャミが出るなら体を温めて症状を緩和しよう!というのが目的ですね。
体を温めてくれるので冷え性の症状改善にも期待できるでしょう。
それから「ケイガイレンギョウトウ」。
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こちらは血の巡りを良くして炎症を抑えてくれる漢方になっています。血の巡りが良くなれば体の調子が整いますし、炎症が鎮まればアレルギー性鼻炎の症状も緩和されるんです。ケイガイレンギョウトウの良いところは炎症を抑えるため目の充血やかゆみにも効果を発揮してくれる点にあります。
花粉症の人にオススメの漢方なんですね。
アレルギー性鼻炎の人はこれらの漢方を飲むことが多いようです。もちろんその人の症状や体質によって合う漢方が変わってきますので、上記以外の漢方をお医者さんから処方されることもあるでしょう。
漢方に市販はあるの?市販でも大丈夫なの?
漢方にも市販薬があります。なかなか病院に行かれない人は市販薬を購入するのもひとつの方法ですね。
問題があるとすれば処方薬と市販薬の“差”についてだと思います。「漢方薬を市販で購入しても大丈夫なのかな?効果はあるのかな?」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか?
処方薬と市販薬の場合、同じものであれば配合されている生薬はほとんど同じで違いはないんですね。ただし市販薬は処方薬と比べると全体的に成分が抑えられているんです。市販薬の方は成分がやや少ないと考えるとわかりやすいのではないかと思います。
それから、処方薬と市販薬では味が違うこともあるんですよ。漢方薬というのはレシピが決まっているのでレシピ通りに作ることで完成するんです。このあたりは料理をイメージしてみると良いでしょう。
肉じゃがを作りたい時、レシピを見ながら調理すれば肉じゃがが完成します。でも作る人によって微妙に味が違ったり、濃かったり薄かったりしますよね。漢方もそれと同じでメーカーによって味や効きの強さがちょっと変わってくるんです。
どこで買えるの?飲む時に気をつけることはある?
漢方の市販薬はドラッグストア(薬局)で買うことができます。あの有名な楽天でも漢方を取り扱っていましたよね。上記のリンクからでも購入できますので探している漢方があるかどうか見てみてはいかがでしょうか?
近くのドラッグストアに漢方がなかった…という場合は漢方薬局に行ってみるのも良いでしょう。漢方薬局は漢方専門の薬局なので、たくさんの漢方薬を取り揃えているんです。漢方薬局、漢方専門薬局、漢方専門店などと表記されていますので近くに店舗がないかどうかチェックしてみて下さいね。
次に気になるのが西洋薬との併用ですが、こればかりは素人判断ができません。中には副作用を起こす飲み合わせもありますので、併用したい時は必ずお医者さんに相談しましょう。
まとめ
市販されている漢方薬もあったんですね。アレルギー性鼻炎で悩んでいるなら、これを機に漢方を飲んでみてはいかがでしょうか?
効果がどれくらいで出るかは人それぞれですが、早い人だと1週間で効果を実感できます。ドラッグストアで市販の漢方薬を購入しても良いですし、インターネットからも購入が可能なので、通販サイトを覗いてみると良いでしょう。