アレルギー性鼻炎がつらいみなさん、どんな対策をしていますか?
ハウスダストとほこりは絶対NGなので、まずは掃除から始めましょう。誰でも簡単に毎日できる対策法ですよ。
今は仕事が忙しくてなかなか家にいられない人が増えています。専業主婦も減っていて共働きが主流になっていますし、家の掃除まで手が回らないのではないでしょうか?
でも、掃除をしないと、どんどんハウスダストやほこりが溜まっていってしまうんですよ。
アレルギー性鼻炎にハウスダストやほこりは禁物。どんなに良い対策をしていても家の中がハウスダストやほこりばかりだと症状は軽くならないんですね。それでは一体どうするのが良いのでしょうか?詳しく解説していきますね。
アレルギー性鼻炎にはどんな対策方法がある?
アレルギー性鼻炎の症状を軽くするための対策って、実は結構単純なものが多いんですよ。
まずはハウスダストとほこりを取り除く掃除ですね。アレルギー性鼻炎の原因に花粉も含まれているなら、花粉が家の中に入り込んでこないよう窓を開ける回数を減らすという対策もあります。ただ、あまり窓を開けないと空気が悪くなってしまいますし、カビも生えやすくなるのでほどほどには開けなければいけません。
あとは食べ物で対策する方法もあります。アレルギー性鼻炎に良い食べ物を食べる、というものです。
睡眠時間をしっかりとって免疫力を高めてもアレルギー性鼻炎の対策になりますよ。寝る時間がバラバラだったり睡眠時間が極端に少ないなら、見直してみて下さいね。
参考:アレルギー性鼻炎からくる頭痛や吐き気・めまいはどうすれば治まる?
マスク、うがい、衣類の材質、加湿……アレルギー性鼻炎の対策はこんなふうにいろいろあるんです。でも、他の対策をどんなにしていたとしてもハウスダストとほこりを放置するのはダメですよ。次はその理由についてお話していきましょう。
ハウスダストとほこりはNG!その理由とは?
アレルギー性鼻炎の対策には掃除が欠かせません。ハウスダストとほこりがなぜいけないのか、そもそもハウスダストとはなんなのか。みなさんはどれくらい知っていますか?
ハウスダストとほこりはアレルギー性鼻炎を引き起こすアレルゲンなんですね。アレルゲンは抗原と呼ばれることもあって、花粉症の人にとっての花粉と同じなんです。花粉症の人は花粉対策でマスクをしたりしますよね。それと同じように、アレルギー性鼻炎の人はハウスダストとほこり対策をしないといけないんですよ。
ハウスダストというのは家の中にある、いろんなゴミが絡み合ったものを呼びます。これは人の目では確認できないんですね。チリ、ダニ、ダニの死骸、ダニの糞、動物の皮脂、アレルギーを持つ衣類の繊維。それらがハウスダストとなって家の中にいっぱいあるんです。
ほこりは、まさに文字通りの意味ですね。気づかないうちにいつの間にか溜まっている、ほこり。これは目で見ることができるのでわかりやすいのではないでしょうか?
この中で一番の問題はハウスダスト。アレルギー性鼻炎の原因となるアレルゲンは呼吸をしているといつの間にか吸い込んでいるものなんですね。
一度に吸い込むアレルゲンの量を100とすると、そのうちの60がハウスダストになっているんです。
残りの30が花粉、さらに残りの10がカビなどと考えられています。私たち人間は呼吸をするだけでかなりの量のハウスダストを吸い込んでしまっているんですね。
なのでアレルギー性鼻炎の対策に掃除が有効なんですよ。60を占めるハウスダストとほこりがなくなれば随分違いますよね。
掃除をする時にはなにを心がければ良いの?
アレルギー性鼻炎の対策にはハウスダストとほこりを取り除く掃除。
どのように掃除をすれば効果的なのかと言いますと、やはり“毎日の掃除”でしょう。フローリングワイパーやカーペットクリーナーで掃除するだけでかなり違います。そして1週間に1回、最低でも2週間に1回は掃除機を忘れずにかけて下さいね。
掃除機はゴミを一気に吸い取ってくれるので効果的なんです。家具と家具の隙間やカーテンレールの上など、ゴミが溜まりやすいけど掃除はしづらい…というところも掃除機の吸引力で一発ですよ。
それからダニは布団のお手入れをすることで対策出来ます。干して、はたいて、掃除機で吸う。ちょっと手間がかかるので、布団のお手入れは1ヵ月に1回を目安にしておきましょう。
参考:アレルギー性鼻炎が楽になる方法とは?ぜひ試してみましょう!
空気が悪くてもいけませんからほどほどの換気を心がけ、パソコンやテレビなど静電気でほこりを吸い寄せやすい家電製品の周りは、ほこりをキャッチして掃除するタイプのアイテムを使うと便利です。
掃除が苦手でも慣れてしまえば大変とは思わなくなるでしょう。掃除ではなく、アレルギー性鼻炎の対策だ、と考えながらやると力が入るかもしれません。
まとめ
アレルギー性鼻炎の対策法、いかがでしたでしょうか?
ハウスダストは目で確認できないので、あまり危険な感じがしないのですね。
部屋がハウスダストとほこりでいっぱいにならないよう、頑張って掃除していきましょう!