アレルギー性鼻炎の症状に「かゆみ」があるんです。目がかゆくなることもあれば、鼻がかゆくなることも。不快なかゆみを抑えるにはどうすれば良いのでしょうか?
「かゆみ」って結構つらいんですよね。
痛かったり熱かったりするわけではないので我慢はできるのですが、あまりにもかゆいとイライラしたり集中できなくなったりするものです。恐ろしいのが「かゆいから」という理由でたくさんひっかいてしまい、傷を作ってしまうこと。
ずっとかゆみが続いていると落ち着いて寝ることもできませんし、そうなると生活にも支障をきたしますからかゆみは抑えた方が良いでしょう。
アレルギー性鼻炎からくるかゆみであれば、実は改善策があるんですよ。
アレルギー性鼻炎の症状、どれくらい知ってる?
まずはアレルギー性鼻炎の症状についてお話していきましょう。
アレルギー性鼻炎は文字通り鼻炎症状が出るので、鼻水、鼻づまり、クシャミ、この3つを訴えている人がほとんどなんですね。でも、中には目のかゆみと鼻のかゆみを訴える人もいるんです。
「目のかゆみって、それは花粉症じゃないの?」という疑問もあるでしょう。花粉症はアレルギー性鼻炎の1種なので、アレルギー性鼻炎の人に目のかゆみという症状があってもおかしいことではないんですよ。
また、アレルギー性鼻炎の鼻水や鼻づまり、そしてクシャミが別の症状を引き起こすこともあります。頭痛や頭重、極度に鼻がつまっているとめまいがしてくる場合も…。
このように、鼻炎症状以外で悩まされている人は結構多いんです。目のかゆみや鼻のかゆみは放置せず、早いうちに改善した方が良いですね。
目をかいたり鼻をこすったりというのは、目にも鼻にもいけないんです。
アレルギー性鼻炎でかゆみが出たらどうすれば良いの?
アレルギー性鼻炎の症状にかゆみが出てきたらどうすれば良いのか。
- 投薬
これが一番手っ取り早く、確実なのではないかと思います。病院でお医者さんの診察を受けて適切な薬を処方してもらえれば、かなり楽になりますよ。ただ、病院はお金も時間もかかりますし、通院しなければいけないので忙しい人だと大変かもしれません。
- 洗浄
かゆくなってしまったら、かいたりこすったりするのではなく洗ってみて下さい。アレルギー性鼻炎のみなさん、お風呂に入ったら症状が軽くなったことはありませんか?それと同じで、アレルゲンを洗い流してあげると症状が良くなるんですよ。
目のかゆみなら目の洗浄。鼻のかゆみなら鼻の洗浄です。
ただし、目を洗浄する時は専用の洗浄液を使うようにして下さいね。水で洗い流すと雑菌が入ってしまいますし、必要な涙まで落としてしまうので危ないんです。角膜に傷がついちゃうこともあるんですよ。
鼻の洗浄よは、いわゆる食塩水を使った鼻うがいのこと。最初は抵抗があるかもしれませんが、驚くほどスッキリするんです。
かゆみを予防するには?改善策はある?
アレルギー性鼻炎からくるかゆみには「投薬」「洗浄」が効果的ですが、投薬はともかく洗浄はいつでもどこでもできるものではありません。そこで、アレルギー性鼻炎の症状を予防する改善策をご紹介します。
- メガネ
目のかゆみを防ぐなら、やっぱりメガネですね。メガネをかけているだけで最低でも2~3割の花粉がカットできると言われているんですよ。専用のメガネを使えばさらに花粉をカットできるので、目のかゆみがかなり楽になるはずです。
- マスク
アレルギー性鼻炎からくる鼻のかゆみならマスクがオススメ!なんと、マスクをすると最低5~6割のアレルゲンがカットできるんです。アレルゲンを半分近く吸い込まなくて済むんですね。
半分と言われてもピンと来ないかもしれませんが、すごく単純に考えれば今までよりも症状が半分で済むということになります。苦しい鼻水やかゆみの症状が半分になったら、かなり楽ですよね。
- レーザー
アレルギー性鼻炎の症状を抑える手術、それがレーザーです。「なにをしても良くならない!」そんな時はレーザー治療を検討してみてはいかがでしょうか?アレルギー性鼻炎の主な症状はもちろん、鼻のかゆみの緩和が期待できますよ。ただし目のかゆみには効果がありませんので、気をつけて下さいね。
まとめ
アレルギー性鼻炎の症状にかゆみがあることを知らない人って意外と多いんです。不快なかゆみ、アレルギー性鼻炎の治療をすれば少しずつ良くなってくるかもしれません。
また、メガネやマスクなど些細なことでもアレルギー性鼻炎の症状は緩和できるんです。
あとは体質改善ですね。
アレルギー性鼻炎は体質改善することで症状を緩和できるので、健康的な体づくりを目指してみるのも良いでしょう。健康的な体はアレルギー性鼻炎の症状を緩和する以外にも、いろんな病気を予防できるようになるのでオススメですよ。