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アレルギー性鼻炎と自律神経失調症の両方に悩んでいる人、多いんですよ。

 

まったく無関係に思えますが、この2つにはどんな関係があるのでしょうか?とても気になりますよね。

 

アレルギー性鼻炎と自律神経失調症の関係性がわかれば解決策も見えてきます。

 

いろいろある不快な症状を少しでも緩和するためにも、アレルギー性鼻炎と自律神経失調症について知っていきましょう。

 

 

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アレルギー性鼻炎と自律神経失調症に関係があるって本当?

アレルギー性鼻炎,自律神経失調症
アレルギー性鼻炎と自律神経失調症は意外な関係があるんです。

 

「アレルギー体質の人は自律神経失調症になりやすい」

 

「自律神経失調症の人はアレルギー性鼻炎になりやすい」

 

こんな話を聞いたことはありませんか?

 

みなさん、自律神経が免疫力に関わっていることはなんとなく知っていると思います。自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていて、2つのバランスが崩れると免疫力が落ちてしまうんですね。

 

アレルギー性鼻炎は免疫力が落ちると悪化するので、「自律神経のバランスが崩れるとアレルギー性鼻炎が悪化する」なんて言われているんです。

 

自律神経失調症の人は交感神経と副交感神経がうまく働かず、バランスを崩している状態にあります。ここで交感神経と副交感神経の役割を見てみましょう。

 

交感神経は緊張していると働いて、副交感神経はリラックスすると働き始めるんですね。そして副交感神経が働くと、なんと体が粘膜から分泌物を出すようになるんです。この分泌物が鼻水だとか涙だとか、それから痰だとかを多くさせるんですよ。

 

参考サイト:自律神経失調症と真剣に向き合う。

 

なぜ副交感神経が分泌物を出させるのか?と言いますと、例えば食事です。人間は食事をするとリラックスしますよね。分泌物の中には食べたものを消化する消化液も含まれているんです。だからリラックスして副交感神経が働くとあらゆる分泌物が出てくるんですよ。

 

自律神経失調症のこんなところがアレルギー性鼻炎を悪化させる?

アレルギー性鼻炎が悪化する理由は自律神経の副交感神経にあったんですね。自律神経失調症の人は交感神経と副交感神経のバランスが崩れているんです。

 

「両方とも同じくらい働いている」のが理想的なのですが「どちらかが働き過ぎ」だったりするのが“自律神経失調症”です。

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副交感神経ばかり働いていると自律神経失調症になり、さらに分泌物も増えるのでアレルギー性鼻炎も悪化する、という仕組みになっています。よく言われているアレルギー体質って、実は副交感神経が働きやすい人のことを指しているんですよ。

 

アレルギー性鼻炎と自律神経失調症に悩んでいる人は、自律神経失調症を改善することによってアレルギー性鼻炎の症状を緩和させられます。

 

ちなみに「真面目」で「完璧主義」な人は自律神経失調症になりやすいと言われています。

 

もしかしたらあなたも、人から頼まれたことを断れなかったり、ちょっとした嘘もつけなかったり、なんでも完璧にやらなければいけない、と考えているのではないでしょうか?

 

責任感が強い人も自律神経失調症になりやすいので気をつけて下さいね。

 

自律神経失調症を改善するにはどうすれば良いの?

アレルギー性鼻炎を改善するなら自律神経失調症を改善、とは言ってもどうすれば良いのでしょうか。

 

先ほど自律神経失調症になりやすい人の例を挙げましたが、性格なんてそう簡単に変えられるものではありません。

 

自律神経失調症の原因はストレスだと言われています。ストレスと言っても種類があって、物理的ストレス、環境的ストレス、肉体的ストレス…と結構多いんです。

 

物理的ストレスは寒暖差ストレスとも言われていて、急激な温度の変化や低気圧の接近によって受けるストレスなんですね。環境的ストレスは騒音とか照明などを指します。外がうるさいとイラっとしたり、いつまでも明るいとなかなか眠れなかったりするものです。

 

そういった物理的要因や外的要因なら対策しようがあるのですが、もっとも難しいのが精神的ストレス。不安に感じたり嫌だと思ったりしているとストレスを感じて自律神経が乱れてしまうんです。そうするとアレルギー性鼻炎も自律神経失調症も悪化していきます。

 

それを防ぐにはストレスの発散と、ちょっとだけ考え方を変えることが必要なんですね。不安を感じるならそうならないように“対策”をしてしまうのです。

 

参考:アレルギー性鼻炎が自律神経失調症でひどくなる?

 

例えば、体に不調を感じて、どうしよう?と思っているなら悩んでいないで病院に行き検査を受けてしまいましょう。

 

なんでもなければ「検査を受けたけどなんでもなかったから大丈夫だ」と考えられるようになりますよね。これで精神的ストレスを減らせるんですよ。

 

まとめ

アレルギー性鼻炎と自律神経失調症、なかなか厄介な繋がりがあるんですね。

 

自律神経失調症はそう簡単に治るものではありませんから焦って改善しようとしてはいけません。あまり焦り過ぎるとそれもまたストレスになってしまうので気をつけて下さいね。

 

ゆっくり、急がないで少しずつ進んで行けば良いのです。

 

アレルギー性鼻炎はお薬を飲んでいれば症状を抑えられるのですから、今すぐに改善させないで、時間をかけて良くしていっても大丈夫なんですよ。

 

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